仰々しいタイトルがついていますが、人生を変えたい、今までと違ったことを始めたいと考えることは長い人生の中で何度も訪れる感情です。とはいっても、現実はそんなに甘くはなく、新しくやることが成功する保証もなければ、それを始める時間の余裕もない。結局、「チャンスが来るまで待とう」と現状維持を選択する。こういった人生の選択が何度も繰り返されます。
中小企業診断士という資格が人生を変えてしまうほどのパワーを持っているわけではありません。今回ご紹介する本もそんなことを言いたいわけではないと思います。たぶん資格取得は変化の「きっかけ」なんでしょう。「診断士をとった勢いで」「経営知識を獲得したから」など、資格取得を自分なりに解釈して一歩を踏み出します。そもそも、診断士の資格じゃなくてもいいんです。税理士でも行政書士でも何でもいい。それどころか資格取得じゃなくてもいい、「前職の上司に誘われて」、「異業種交流会で知り合った人と意気投合して」これまでの人生に無かった「ちょっとした変化」が引き金になって、これまでと違った「選択」を行うようになり、結果として人生が変わっていく。
そういうきっかけをつかむことから人生の変化が始まるのではないかと思うわけです。
同友館さんから「ふぞろいな中小企業診断士」の書籍を献本いただきました。
この本には診断士を取得して人生が変わった11人の手記・インタビューが書かれています。
全員が「中小企業診断士」の資格取得をきっかけに、何か変化が起こった人たちです。どんな変化が起こったのか、どうやってその変化を選択できたのか。11人のそれぞれの理由を知ることが出来るのがこの本の肝の部分です。
本書中のある女性診断士のコメントを以下に引用します。
「今、振り返ってみると、以前の私と比較して、ものごとの視野がとても広がり、さらに行動的になったように思う。診断士をとる前は、安定した生活を求め、毎日をただ過ごしてきた。しかし、とった後は、毎日チャレンジ精神で何事にも前向きに取り組んでいくことが楽しいというように、自分の生き方が変わった。」
独立することだけではなく、企業内での仕事の変化ということも書かれています。もし、診断士の資格取得を目指していて人生を変えるきっかけを得たいと考えている方はこの本を読んでみてください。

